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いんど・いんどシリーズ

『インド映画にゾッコン』
   




パティル・シーマ・長澤著
ISBN4-86103-025-0 C0077 
A4判・並製 定価 本体1800円+税 
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 日本に来て15年たちます。インドにいれば小学校の先生、保育園の設立者としての人生だったと思います。ヨーガの道場で出会った、親切さにあふれている日本人の妻になり、気がついたら、ヘナのヘアカラー&トリートメントを指導するようになっていました。この人生で本当に良かったと思っています。

 わたしはメヘンディアートが大好きです。しかし、やってもらうことが好きで、描くことに関しては上手に細かいデザインが描けないので得意ではありません。あまりアートが得意分野ではないので、今までメヘンディアートの本は書きませんでした。しかし、ヘナの頭皮トリートメントに関わる仕事をしているので、メヘンディアートについて数年間資料を集めたり、写真を撮ったりしていました。周りにメヘンディアートを学びたい方も増えました。その希望に合わせて本が必要となり書くことになりました。

デザインの魅力を伝える

 メヘンディアートのデザインとやり方を書いた本なら、インドの本を100冊以上持っています。しかし、それにはそのデザインが語っている意味は書かれていません。アメリカなどで出版された本の方がまだ少し意味について書いてあります。デザインの意味を含めた詳しい本がないということに気づきました。わたしにとってはデザインにある意味が魅力的です。デザインの神秘さと、ポジティブな方向に導かれるということを伝えるのが、この本の役目です。

ヘナを身近な友達として紹介し、心の気付きを与える

 インドのヘナ畑の人はヘナの育て方について詳しいけれど、粉末にすることに関しては詳しく知りません。逆に粉末にする仕事の人は、ヘナの育ち方や使い方に詳しくありません。ヘナを使う人は使うことの工夫や方法をいっぱい知っていますが、他のことは知りません。この現状でヘナの役名を正しく伝えるには、子供の頃から身近にヘナと触れてきたわたしだからこそ書ける文章があることに気づきました。

1951年に書かれたジョゲンドラサクセナさんの本に、ヘナを伝えないとせっかくの伝統がなくなっていくと書かれています。ヘナという植物を正しく紹介することがこの本の役目です。

ヘナの本来の役目を紹介

 ヘナはインドからヨーロッパに伝わったときに、間違ったウソの姿が紹介されました。ヘナにはオレンジ系に染まる色素しかありません。しかし、世界で唯一、染まったら色止めしなくても定着する特徴を持っています。ヘアカラー&トリートメントとして、あたまから元気にする性質を持っています。黒には染まりませんし、色は一時的にしか残りません。ヘナはこのような長所、短所を持っており、人間と同じように得意分野、不得意分野があります。それらを好きになれない人も多いかもしれませんが、化学薬品などの混ざり物をヘナとして使うことは真実から離れています。ヘナの本物の姿を紹介することもこの本の一つの役目だと考えています(著者まえがきより)。


目次より

はじめに   INTRODUCTION

ヘナプロフィール     HISTORY

各国のメヘンディアート WORLD・WIDE

メヘンディアートの描き方 HOW TO APPLY

インドファッション FASHIONS

デザイン DESIGNS


  
 いままでごく一部の人にしか知られていなかったヘナですが、2000年7月に『あたまから元気!』を出版して以来、「私の使っているヘナは大丈夫でしょうか?という問い合わせが殺到しました。
  そのため、前著では紹介できなかった事実を補足し、写真も増やし、さらにわかりやすく、読みやすくした増補改訂版を出版しています。本著はそれを更に改訂し、加筆した第3版になります。
  幸いなことに、2001年よりヘナが化粧品類に含まれることになり、同時に化粧品の成分表示も義務づけられることになりました。化粧品として旧厚生省の認可を受けたことにより、これまで主に雑貨としてしか販売されていなかったヘナですが、化粧品の原料としてクリームや、オイル等にも幅広く使われることになると予想されます。
  しかしヘナはまだ、髪染めとしては認められていないため、ヘアートリートメントとして利用されています。認可を受けるためには、膨大な量のデータをそろえなくてはならず、少なくとも1年以上の期間と、数千万円の費用がかかります。個人や小さな輸入会社では負担が大きすぎて、申請が非常に難しいのです。
  現在、日本では白髪が黒やダークブラウンに染まるヘナが売られていますが、そのような色に染まるヘナはなく、日本に輸入された後、化学染料を混ぜられる場合もあれば、初めから混ぜられて日本に入ってくるヘナも少なくありません。
  これから普及していくヘナですが、そのときの問題点としては、ペーストを作るのが面倒ということがあります。歯磨きのように最初からペーストになっているとよいのですが、製造過程で体に害になるものが混ぜられる可能性があります。現段階では自分でペーストを作り、作り置きにしておくなど工夫して、手作りを楽しんでください。
  ヘナを使う皆さんが、純粋なよいヘナを使い、そのすばらしいパワーを実感してくれることを心から望みます。

(増補改訂版によせて これから普及していくヘナより<抜粋>)

 
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