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いんど・いんどシリーズ

新図説インド神秘事典
   

いんどいんどシリーズ
新図説インド神秘事典
伊藤 武著  
定価5,000円+税
ISBN978-4-86103-082-6 C0014
初版/2011年7月


「悠久のインド」の真意なのだ。そして、そんな「悠久のインド」を支えてきたのが、サンスクリットである。
インドには五百以上の方言があるが、多様な種族・方言・階級・教義にかかわりなくヒンドゥー教を奉じるするすべての者に受け入られ崇敬されている唯一の言語が、サンスクリットである。数千年の間、変わりつづけきた彼らの宗教やヨーガやアーユルヴェーダなどの学問も、つねにサンスクリットで綴られてきた。
本書はそんな、120のサンスクリット語のコレクションである。

 

目次より

第一章 民族/はじめのインド人/沈没大陸の末裔/異神の使徒
第二章 住居/宇宙と建築/火の住まう処/インド世界の小宇宙
第三章 料理/カレー/醍醐の味/ワインに蘊蓄を傾ける人々
第四章 装い/天女の羽衣/袈裟/インド美人の秘密
第五章 性愛/宇宙を貫く力/六十四手/第三の性
第六章 武術/盤上の戦い/密教のシンボル/拳法のルーツ
第七章 芸術/詩の始まり/音の宇宙/神々の旅
第八章 占星術/インド占星術/前世うらない/運命の変更
第九章 世界観/宇宙の相/須弥山宇宙/阿修羅
第十章 哲学/汝それなり/浄土への再生/すべては幻の世界
第十一章 ヨーガ/ヨーガのテキスト/快楽による人体の変成/極楽ツアー
第十二章 医学/薬のはじまり/魂の受肉/癒しの原理
付論 もうひとつの生命の科学/ ケガレ部屋/家をつくる/太陽の位置と対応した間取り


   

いんど・いんどシリーズ

巨象インドの憂鬱-赤の回廊と宗教テロル-
   

いんどいんどシリーズ
巨象インドの憂鬱-赤の回廊と宗教テロル-
元在ムンバイ日本総領事 武藤友治著  
定価2,100円+税
ISBN978-4-86103-079-6 C0030
初版/2010年10月


ブリックスの旗手インドは、何処へ行こうとしているのか。
急増する毛派「赤の回廊」・頻発する宗教テロル…。

・ナクサライト毛派の勢力範囲はインド全体の40%、9万2000平方キロにも及ぶ地域に拡大しており、その勢力は2万人に及ぶ(インド政府の治安機関)
・近年インドでは、社会的に地位の高いイスラム教徒までが、過激派勢力を支援する傾向が強まっており、イスラム・テロ組織を名乗る100を超すグループが、インド国内に雨後の筍のように急増している(インドの代表的週刊誌"OUTLOOK")

目次より

第一章 燎原の火インド・イスラム原理主義
点から面へインド・イスラム原理主義の増殖
一億三〇〇〇万人のインド・イスラム教徒
貧困と差別に喘ぐイスラムコミュニティー ――サチャル委員会レポート
テロに賛同するイスラム教徒知識層
ムンバイ殲滅テロの総括
ムンバイ殲滅テロの教訓
死刑判決のイスラム教徒への心理的影響

第二章 ヒンドゥー社会の終わりの始め
迷宮のカースト曼陀羅
「ダリット」は消えない留保政策
宗派の結界を超えて-『デラ・サチャ・サウダ』
所属カーストを放擲する|グッジャール・カースト
ヒンドゥー社会の終りの始め

第三章 ブーメランのインド世俗主義
シーク教徒の警護官に狙撃される
シーク教徒三〇〇〇人虐殺
世俗主義とは何か
インド国家の一体性を保証する世俗主義
宗教、宗派を寛容するインドの世俗主義
第四章 台頭するヒンドゥー原理主義『サング・パリワール』
ヒンドゥー原理主義の政治結社
台頭するヒンドゥー原理主義勢力
BJP(インド人民党)の支柱RSS
「インドは輝いていない」|BJP政権の敗北
鳴りを潜めるヒンドゥー原理主義勢力
マハトマ・ガンディー暗殺者ゴッゼの心境
今は昔ティース・ジャンワーリー・マルグ

第五章 赤いタリバン|インド共産党毛沢東派(ナクサライト)
中ソ対立を巡るインド共産党の分裂
インドの延安・コルカタ(カルカッタ)
西ベンガル・ナクサルバリの農民蜂起
アンドラ・ブラデシュ州での部族民蜂起
インド共産党毛沢東派の誕生
拡大する赤の回廊
解決されないインドの貧困
『グリーン・ハント作戦』の惨敗

第六章 タミール・イーラム解放のトラ-インド系外国人(PIO)の難題
在外インド人の三パターン
スリランカのインド系タミール人|武力蜂起の背景
LTTEに同情的な南インドの地域主義
ハルキラート・シン将軍の嘆き
スリランカ平和維持軍の失態
国際社会の介入を嫌うインド
地域主義のトゲ|LTTE問題

第七章 西部戦線異状ありインドVSパキスタン
マハトマ・ガンディーを裏切る印パ分離・独立案
分離・独立に賛同した国民会議派
バングラデシュの独立-第三次印パ戦争の結末
二〇〇四年の和解
印パ憎悪の連鎖
コラム・対立を煽る印パ間の格差増大

第八章 AK-47の銃眼カシミール
核実験で浮上したカシミールの国際紛争化
印パの分離、独立とカシミール藩王国の去就
第一次印パ戦争の勃発と国連の調停
第二次印パ戦争の勃発とソ連の調停
第三次印パ戦争の勃発とインドの優位確立
カシミールを手放せないインドの事情
カシミール問題をめぐる印パ両国の本音
カシミール問題解決のための提言

第九章 チャンドラ・ボースは生きている
チャンドラ・ボースと大東亜共栄圏
チャンドラ・ボース事故死の真相
兄スレッシュ・ボース委員との再会
インド政府の不可解な態度

第一〇章 ダブルスタンダードの印米原子力協力協定
印米原子力協力のための三条件
協定成立までの印米両国の動き
印米原子力協力に「日本は反対しない」
国益至上主義のインド
コラム 元の取れる外交をすることの必要性

第一一章 南アジアの覇権主義者インド
インドの覇権主義-その歴史的要因
覇権主義-インドの対内的、対外的姿勢に及ぼす影響
南アジアの政治的変革とインドの覇権擁立
インドの国防政策にみる覇権主義
米国の対パ軍事援助とインドの反発
先進国入りを願うインドの焦り

第一二章 経済至上主義の日印関係
日本の対印イメージ、インドの対日イメージ
インド産鉄鉱石と日本の経済復興
西を向きがちなインド
第二次大戦とインドの独立
シーソー・ゲームに似た日印関係
経済優先の日印関係
インド産鉄鉱石に見る経済関係の変遷
インドの財政危機と日本の協力
幅広い共通の基盤――日印関係に今こそ求められるもの
あとがき――『終着駅のない列車』に身を任せ走る思い


   

いんど・いんどシリーズ

インドの時代─インドが分かれば世界が分かる─
   

榎 泰邦著
四六判
定価2300円+税
?ISBN978-4-86103-068-0-C0030
初版/2009年11月
好評発売中
疾風怒濤のアジア三国志時代に突入。
共生か覇権か、漂流する日本は何処へ?
前在インド大使が送る渾身のレポート。


インドの時代
二〇〇〇年代に入ってからの力強い成長振りもさることながら、より注目すべきは、インドの長期的な将来性、ないしは持続的な発展見通しである。 BRICs報告で見落としてはならない点は、二〇五〇年時点でBRICs四ヶ国のなかで、五%超の成長を維持しているにはインドだけであると予測されてい る点である。最大の要素は人口動態である。二〇〇五年現在で一三億人の中国に対し、インド人口は約一一億人であるが、二〇二五年頃には両国は一四億人前後 で並び、二〇三〇年にはインド人口は一五億人で世界第一位となる。一人っ子政策の結果、中国の人口は、二〇二五年をピークに減少に転じ、二〇五〇年には一 二億六千万人と二〇〇〇年レベルに落ちると予測されている。これに対し、インドは人口増を続け、二〇五〇年には一七億人前後に達すると見られている。
科学技術、教育、政治的安定性、資源など他の変数が同じと単純化すれば、人口構造が若い方が経済的活力を維持することとなる。インドは、二〇五〇年時点 でも若い人口ピラミッド構造を維持し、労働人口は全体の七〇%弱と予測されている。これに対し、中国は、高齢化社会が急速に進み、二〇五〇年での六五才以 上人口は二六%と現在の日本(同二〇%)以上の比率となる。移民受け入れ国家ブラジルは成長を維持し、中国以上の高齢化社会が進むロシアは低い成長率を甘 受せざるを得ない。かくして、二〇五〇年時点での成長率予測は、インド五・一%、ブラジル三・四%に対し、中国は二・七%、ロシアは二・一%となってい る。人口増は必然的に環境問題を深刻化させる。現在のインドは、日本との比較では、国土も九倍ならば人口も九倍である。すなわち、人口密度は同じである。 それが、二〇五〇年に一七億人ということは、人口密度が五割以上増えることを意味する。果たして、インドの自然が環境負荷に耐えられるかと言う問題が残 る。また、未来予測の信頼性の問題もある。しかし、トレンドとしてインドが若い人口構造の下で、長期に亘って経済的活力を維持していくことは間違いがなか ろう。

インドの将来性を検証するに当たって、人口動態以上に評価の対象とすべきは、政治的安定性である。インドは文字通り「世界最大の民主主義国家」である。 人口一一億の多様性大国でありながら、独立以来、常に民主主義的手続きを経て平穏裡に政権交代がなされ、一度たりともクーデタもなければ、軍事政権の経験 もない。アジアのなかでも真に民主主義が定着している国は、実は数えるほどしかない。アジアにあって、日本を東の民主主義体制のアンカーとすれば、西のア ンカーは疑いもなくインドである。
民主主義は手間とコストがかかる。上海の浦東地区には、かつて三,五〇〇世帯が住む一角があったが、国際会議開催にあたり公園にすることが決定され、立 ち退きから建設まで僅か一年間で完成した。高速道路建設、高層ビル街建設など、強制的な住民移転は中国では日常茶飯事である。法治国家インドでは、こうは いかない。手続きを経て地域の納得を得ないと、必ず住民訴訟で工事は中断される。インドでのインフラ整備遅延の最大の原因が土地収用にある所以である。し かし、民意を吸収する民主的メカニズムが機能するインドでは、中国で年々深刻化し、今や年間一〇万件にも達する農民や農工などによる集団的騒乱事件は殆ど 起きないし、発生しても民主的に収拾が図られる。西ベンガル州で発生したタタ自動車工場用地を巡る農村住民のデモ事件は、結局、タタ自動車が撤退を決め、 収拾に不手際を指摘された政権党・共産党には、二〇〇九年五月の総選挙で大幅に議席を減らすという形で住民の審判が下った。
チベット族、ウイグル族など中国での少数民族問題が深刻化している。インドでも、カシミール問題、北東州の分離独立運動など少数民族問題や地域問題はあ る。時として、テロ事件も発生する。しかし、議会制民主主義が確立しているインドでは、これら住民は政党を結成し、また選挙を通じて自己の意思を政治に反 映させようとする。その上でテロ行為は刑法違反として処罰されるルールが確立している。
経済発展が進むに従ってますます多様化する国民の政治的欲求を如何に吸い上げ、また、権力の集中による汚職問題の深刻化に対し、共産党一党独体制を、如 何なるタイミングで、如何なる形で、如何なる方向へ向けて民主化するかは、中国が避けて通れない重大課題である。また、法の上に共産党が君臨する現在の体 制を、如何にして法治国家体制に移行させるかも大きな課題である。対応を遅らせれば遅らせるほど、国民の不満のマグマは溜まっていくし、改革の社会的コス トもより高いものになる。この民主化の過程で社会的、政治的混乱が生ずる可能性も少なくない。チャイナ・リスクである。
長期的な経済発展にとって最大の条件は政治的安定性である。短期的には開発独裁による効率的な経済成長策によって潤うことはあっても、長期的には政治の不 安定化によって経済も不安定化することは、途上地域各地で経験してきているところである。インドの民主主義体制については、第一章以下で詳しくご紹介する が、インドの将来展望を考える上で、インドの政治的安定性、民主主義体制を通ずるインドの柔構造については、正当な評価を与えるべき点と考える(序章よ り)。

 

目次より
第一章 世界最大の民主主義国家
有権者七億人、有効投票四億票の世界最大の選挙
泣く子も黙る選挙管理委員会
民主主義の砦、最高裁判所
大もての最高裁判事経験者
第二章 インド政治とコングレス党
ネルー老舗旅館のソニア女将
忠実な大番頭マンモハン・シン
インド政党政治の流れ
連合政権時代と地方政党の役割
カースト基盤の地方政党
地域ナショナリズムに基づく地域政党
連合政権時代の継続
二〇〇九年総選挙
ラフール首相実現への期待
第三章 インドの官僚制度
民主主義定着の三要素
合格率四千倍のインド高等文官試験
IAS制度とインド植民地官僚制度
官僚採用試験
官僚のキャリアパス
高級官吏給与の三倍引き上げ
巨大な知的コミュニティを形成する退官高級官僚層
インド民主主義体制を支える官僚組織
第四章 インド政府の中枢サウス・ブロック
インドの大臣数は約七八
官僚組織のトップ、次官
エリート集団、インド外務省
経済スーパー官庁、大蔵省
わが国と関係の深い商工省
わが国にない組織、経済計画委員会
第五章 経済自由化と民族的DNA(その一〜英国植民地の記憶)
徴税権獲得から始まった英国植民地支配
インド繊維産業を根絶やしにした植民地支配
独立後のインド経済政策
第六章 経済自由化と民族的DNA(その二〜一九九一年危機の記憶)
二つの安全装置メカニズムの機能停止
金融危機を救った日本からの緊急融資
第二の民族的DNA
絶妙の舵取りを求められる経済自由化と農村貧困対策のバランス
経済自由化政策の具体的内容
経済自由化の定着は一九九七年以降
自由化で残された分野
経済自由化とITソフト産業
第七章 インド経済の現状と一九六〇年代の日本
日本にとって一九六四年が持つ意味
大衆消費時代の到来
膨大なインフラ整備需要
横溢する起業家精神
第八章 インド・ビジネスの進め方
「目と指先の文化」対「頭と口の文化」
米国以上の訴訟社会
中途半端は火傷のもと
インド官僚機構との上手な付き合い
第九章 インド今昔
二四年間も総理訪問がなかったインド
混み合ってきたインド
グルガオン誕生秘話
水質汚染とペプシ・コーラ不買運動
南インドの躍進
日印関係の緊密化
変わらないインド
平和的共存思想と寛容の精神
絶滅を逃れたアジア・ライオン
第一〇章 日印を結ぶ文化・地下水脈
日本文化の基層を形成するインド文化
バラモン僧正・菩提僊那と東大寺大仏開眼供養
東大寺大仏開眼供養と舞楽、伎楽
サンスクリット語と「かな」
祇園祭り
インド更紗と祇園祭り
日本に定着したヒンドゥー神
第一一章 インド洋の歴史
インド洋がわかればインドがわかる
「インドの地図」をどう読むか
紀元前三〇世紀から始まるインド洋貿易
インド洋仏教文化圏の繁栄(紀元前三世紀?AD七世紀)
インド洋の「イスラムの海」化(七世紀?一五世紀)
中国の登場(七世紀〜)
ヨーロッパ人のインド洋貿易参加(一六世紀〜)
インド洋貿易の覇者変遷
インド洋の「大英帝国の湖」化(一八世紀〜)
インド洋オイル・シーレーン
第一二章 インドの核問題
対印原子力協力に道を開いた原子力供給グループの決定
インド国際問題評議会での講演「核問題と日印関係」 
はじめに
一.日本の核問題政策の原点
(広島、長崎の被爆体験)
(日米安保体制と米国の核の傘)
二.核問題に対する日本の政策
(非核兵器保有の明確化)
(核不拡散政策の推進)
(核廃絶)
三.核兵器保有と国際政治
(核兵器保有の政治的意味)
(インド核実験の事後評価)
(核問題と日印関係)


   

いんど・いんどシリーズ

蓮100の不思議

蓮文化研究会編・著
四六判/上製/オールカラー
定価2700円+税
ISBN978-4-86103-064 C0071
初版/2009 年6月初版第1刷発行
好評発売中




はじめに
蓮と人とが関わりも持つようになったのは、文献上では五千〜六千年前です。
その頃すでに、インドや中国では豊穣、多産、吉祥を寓意する花として、たいへん親しまれていました。それは蓮の各部(花、蕾、実、葉、茎、蓮根など)に名前が付いていることから、有用植物として大事にされ長い間栽培されてきた証ではないでしょうか。
食用として、生薬として、また工芸品などに、その用途は多岐にわたっています。そしてさまざまな伝説も生まれてきています。今日では国花にしている国もあるほどです 。
蓮の花は花卉園芸品種では最も古い歴史を持つ花の一つです。蓮が地球上に出現したのは、出土した化石から、約一億年前の白亜紀後期頃と推定されています。それから何度かの氷河期をくぐり抜けて生き延びてきた植物です。
わが国でも、蓮の花が太古より自生してきたことは、化石の出土により明らかです。また、古墳時代の遺跡から蓮文様の遺品も発見されています。万葉時代の蓮は観賞花として和歌に詠まれています。しかし、仏教が伝来すると、次第に観賞花から仏教を象徴する浄土信仰の花として、寺院を荘厳する花になりました。
そして再び観賞花に復活するのは江戸時代中期になってからです。このように蓮の花は長く親しまれてきた歴史を持つ花ですが、その植物学的形態のほとんどは解明されていません。
蓮の花の普及に、ほそぼそと個人的に努力した研究者に、古くは白河藩主・松平定信、近年では大賀一郎、阪本祐二、古畑光男、内田又夫などがいました。しかし、総合的に研究されていません。
今日、IT技術が発達し、インターネットの普及には目覚ましいものがあります。誰もがネット上に書き込みができるために、情報が氾濫し、明らかに間違っていることも目立ちます。これは蓮の花に関しても例外ではありません。わが国には公共機関はもとより、大学にも、蓮を総合的に研究する機関がありません。
そんな訳で、蓮の花にかんする発表や研究の結果を照合することには、大きな困難があります。
蓮文化研究会では、主に花を愛でる花卉園芸品種としての「花蓮(はなはす)」の疑問について、会員がそれぞれ得意とする分野の蓮の花を取り上げて解説し、蓮文化研究会の会紙『蓮通信』 に掲載し配布しています。
それを多くの人達に知っていただきたく、ウェブサイト上でも公開しています。
ここに掲載した100は、会紙『蓮通信』34号(二〇〇七年)から43号(二〇〇九年)に「蓮Q&100」として掲載したものです。執筆字数に制限があり、十分説明できなかったものもあります。
本書が蓮の花の見直しの一助になれば幸いです。
いろんな視点から蓮の花を取り上げましたが、まだまだ枚挙にいとまがないほどの、蓮の不思議がありますが、いずれかの機会に譲ります。
二〇〇九年五月
蓮文化研究会・理事
三 浦 功 大

目 次
001 世界の蓮の原産地
002 行田の古代蓮
003 原始の蓮の色
004 観賞の蓮・花蓮の品種
005 蓮と睡蓮
006 世界の野生の蓮
007 花を咲かせる蓮・花蓮
008 蓮根から開花させる方法
009 蓮の実から開花させる方法
010 浮き葉と立ち葉
011 蓮の葉にできる水玉
012 蓮の花の香りの正体
013 蓮の花は開くとき音がする?
014 蓮の花は4日の命
015 最初に観蓮をした西施
016 蓮の花で街を飾った最初
017 蓮の園芸のはじまり
018 敦煌の壁画にある観蓮の絵
019 蓮の花の誕生日
020 移ろう蓮の花の色
022 蓮茶、蓮芯茶
023 蓮藕排骨湯
024 広東的、蓮藕調理法
025 台湾のご馳走「蓮子美食大餐」
026 蓮の実飛ぶ
027 長寿を保つ蓮の実
028 江戸時代以降、盛んに生産されたレンコン
029 安くて栄養価の高いレンコン
030 蓮の活花
031 蓮花の色を決める色素
032 花弁にできる斑模様
033 触覚を楽しませる蓮グッズ
034 視覚を楽しませる・蓮人形
035 蓮根の粉で作る麺類
036 東大寺の大仏殿にもある蓮の造花
037 高尚で、優雅なおもてなし「象鼻杯」
038 葉の茎や花の茎から取る藕絲
039 藕絲、蓮絲からできる製品
040 当麻寺にある「当麻曼荼羅図」
041 蓮実で作る数珠
042 嗅覚の芸術・香道
043 蓮の香りの線香
044 ロータスフラワー・アブソリュートの製品
045 音楽にある蓮の花
046 交響曲にある蓮の花
047 日本の蓮の花の楽曲
048 蓮の花の人形
049 蓮文様の提灯
050 蓮の実で作った甘納豆
051 『かえるのピータン』
052 『そうべえ ごくらくへゆく』
053 『わにくん』
054 『かえるのあまがさ』
055 『はすいけのぽん』
056 『うしおくんとはすひめちゃん』
057 『10+ 1 ぴきのかえる』
058 韓国の蓮の絵本
059 『レンコン(ハス)の絵本』
060 『くもの糸』
061 日本の蓮の切手
062 中国の蓮の切手
063 台湾の蓮の切手
064 マカオの蓮の切手
065 韓国の蓮の切手
066 ベトナムの蓮の切手
067 インドの蓮の切手
068 ロシアの蓮の切手
069 モンゴルの蓮の切手
070 アメリカの蓮の切手
071 最古の蓮の陶器
072 最古の蓮の玉器
073 最古の蓮の青銅器
074 最古の金属の蓮
075 最古の銀製の蓮
076 最古の蓮の画像磚
077 最古の蓮の漆器
078 最古の蓮の扇絵
079 日本最古の金属の蓮
080 正倉院にみる蓮の御物
081 「天寿国曼荼羅」のなかの蓮
082 「お練」のなかの蓮
083 隠岐島にある蓮華舞
084 蓮を詠んだ中国最古の詩集
085 蓮を詠んだ日本最古の詩集
086 インドの神話にみる蓮
087 中国の蓮の文人
088 日本の蓮の文人
089 インドの古詩にみる蓮
90 蓮を記録した最古の日記
091 『源氏物語』のなかの蓮と荷葉
092 『風土記』にみる蓮
093 『本草綱目』にみる蓮
094 古代中国の蓮の専門書
095 現代中国の蓮の専門書
096 古代日本の蓮の専門書
097 現代日本の蓮の専門書
098 アメリカの蓮の専門書
099 インドの蓮の専門書
100 蓮の雑誌


   

いんど・いんどシリーズ

インドからの道  日本からの道--「日印交流年」連続講演録


前田專學 監修 榎泰邦(前インド大使)序文
日印交流年実行委員会(外務省南西アジア課 )編
A5
判/並製
定価2800円+税
ISBN978-4-86103-058-1 C0039
 
初版/20088
好評発売中



   
英語版出来。ニューデリーのNorthern Book Centreより刊行される。

1200年にわたる日印文化交流史を語る
菩提僊那大仏開眼からマルティ・スズキまで
森本公誠/ローケーシュ・チャンドラ/吉岡幸雄/スジャータ・パルサイ/前田專學/奈良康明)/生井智紹)/我妻和男)/井上貴子/辛島昇/クリシュナ・ボース)/長崎暢子/鈴木修

インド文化の多くは中国を経由して日本に入ってきた為に、私たちは、日頃インド文化の影響をあまり意識しないでいます。ところが、実際には、仏教の伝来だけではなく、サンスクリット語字母表を起源とする仮名50音図、インドに起源を持つ祇園祭り、わが国の神々の大多数を占めるインド神、絣や西陣織りなどに影響を与えたインド産綿織物、染色技術等々、インド文化は私たちの日常生活の隅々に息づいています。他方で、欧米列強に伍して近代化を遂げた明治維新以降の日本の勃興、戦後の焼け野原から経済大国入りした日本の復興の姿は、インドの独立闘争及び近代化に大きな影響を与えたことは我々日本人が想像する以上のものです。このように、日印は強い文化的紐帯で結ばれており、距離的には離れていても両国文化は豊かな地下水脈でつながっています(序文〈前在インド日本国大使榎泰邦〉より)。

目次
序 榎泰邦(前在インド日本国大使)
まえがき 前田專學(東方研究会理事長)
東大寺と菩提僊那 森本公誠(東大寺別当)
日本に根づいたヒンドゥーの神と女神ローケーシュ・チャンドラ(インド文化国際アカデミー理事長)
染色技術を通した日印交流と祇園祭 吉岡幸雄(染色家)
インド更紗が東アジア諸国に与えた影響スジャータ・パルサイ(博物館コーディネーター)
日本人の心に根づいたインド思想  前田專學(東方研究会理事長)
日本におけるインド説話文学の導入奈良康明(駒沢大学名誉教授)
サンスクリット語、仮名、悉曇 生井智紹(元高野山大学学長)
岡倉天心とタゴールの素晴らしい出会い 吾妻和男(麗澤大学名誉教授)
日本の伝統芸能におけるインドの影響 井上貴子(大東文化大学教授)
海のシルクロードとインド 辛島 昇(東京大学名誉教授)
チャンドラ・ボースと日本 クリシュナ・ボース(ネタジ研究所所長)
ラース・ビハーリー・ボース「国家と人びとのアジア」のあいだで 長崎暢子(龍谷大学教授)
もの造りを通じた日印交流 鈴木 修(スズキ株式会社会長兼CEO)
あとがき 大橋信夫(日印交流年実行委員会委員長) 

   

いんど・いんどシリーズ

『チャラカの食卓』――二千年前のインド料理
   

伊藤武 香取薫共著
A5
判/並製
定価3000円+税
ISBN978- 4 - 86103 - 526-5
 C0014 
初版/20088
好評発売中




古代インドでは、酒類も発酵食品も食した。
サットバ、ラジャス、タマスという概念に区別された食は存在はしない。
 「ブッダは、どんなものを召し上がっていたのだろう?」
 インドをやみくもに巡っていたころ、そんなことを思った。
「インドに君臨した古代帝国――マウリヤやクシャーナやグプタの帝王たちは、どんな料理を食べていたのだろう?」
 ヒントを与えてくれる本があった。
『チャラカ本集』。
 二千年も前に書かれたアーユルヴェーダの教科書だ。当時の食材のこと、料理のことも記されている。つらつらと眺めているうちに、
(あ、こいつはネパールで食った、これに似たものはラージギルで食った……)
 そんな料理にいくつもぶちあたった。たとえば――
 オリッサ州のポカロ。飯に水をかけ、そのまま数日おき、乳酸菌の作用ですっぱくしたもの。これは、大昔の本に書いてある“カーンジー”そのものだ。
 カトマンドゥのジャールは、古代の“スラー”に相当するドブロクだ。
 おなじくカトマンドゥでは、セールローティという米の粉のドーナツを祭の日のお菓子にしているが、これもいにしえの“シャシュクリー”とほとんど変わっていない。
 ビハールやベンガルには、魚をマスタードの濃厚なソースで煮込む伝統料理がある。これは、新大陸原産のトウガラシやトマトがもたらされる以前の、さらにタマネギを多用するイスラム料理がハバを利かせる以前の、古代のカレーの面影を伝えている。
 そんなのがたくさんある。たいして変わっていないのだ。
 古代の文献をよく読むと、今日インドにある「レンジでチン」以外のすべての調理法が、当時すでに確立されていたことがわかる。調理道具もその頃からまったくといっていいほど姿を変えていない。金属の鍋釜は早くから普及していた。一方で、いまも土鍋を愛用する人も多い。
 インド古代が、わたしに近づいてきた。
 同時に、遠のいてもいった。
 インド料理といえば「辛い・黄色い」の印象がもたれるが、新大陸原産のトウガラシがインドで広く使われるようになったのはムガル時代後半、せいぜい二、三百年前のことだ。黄色をつくりだすスパイスのターメリックも、古代には料理には使われていなかった公算が高い。トウガラシとターメリックのないインディアン・ディッシュなんて、ちょっと想像もつかないではないか。
 世間の「常識」も変わり、「医学」も変わった。
 たとえば、“カーンジー”。熱を下げ、こころを弛緩させる古代の薬剤である。だが、「浄と不浄」をうるさく区別する今のインド人にとって、乳酸発酵した水なんぞ「腐った水」以外のなにものでもない。オリッサの人をのぞけば、だれも飲みはしない。
 健康にいい、とされた米のドブロクも、ネパールやビハールの一部で嗜まれているにすぎない。
 マスタードソースのカレーも、粘膜をヒリヒリさせるトウガラシの刺激になれた多くのインド人にとっては、脳天のシビれる「もうコリゴリ」の領域であろう。
 つまり、こうしたものは、きわめて局地的な、あるいは限られた階層の人びとによってのみ供されている食品である。一般的ではないし、大方のインド人はその存在すら知らない。
 二千年のあいだに、大きく変わってしまったものもある、ということだ。

       ※

「チャラカの料理」はずっと気になっていた。
 同時代に書かれた文献もひもといてみた。
 『カウティリヤ実利論』は、経済学の立場から料理を論じている。一食分のライスにかけるカレーの量はこれぐらいである、スパイスはこれだけ必要である、といった具合に。
 『マヌ法典』をみれば、そのころから菜食主義が広がりはじめたこと、スパイスのサフランがカシミールでのみ栽培されていたことがわかる。
 ヴェーダ儀礼を説いた『シュラウタ・スートラ』文献からは、調理の手順がうかがえる。供物である酒や料理をつくるプロセスが、儀礼のなかに組み込まれていたからだ。
 こうしたテキストの行間を逍遥するうちに、そして一部地域に残る料理をさぐるうちに、「二千年前のインド料理」を復元できるのはないか、と思うようになっていた。
 ちなみに一部の地域とは、おもにビハール、ベンガル、オリッサの東インドと、ネパールである。
 『チャラカ本集』の舞台は、アフガニスタンやパキスタンも含めた西北インドだ。
 この地域は中世にムスリム支配がかたまり、食文化もイスラム色の濃いものに染められていった。ヒンドゥー教徒であっても例外ではなく、パニール(チーズ)、ピアージ(タマネギ)、サブジー(野菜または野菜を炒め煮した料理)などのヒンディー語は、トルコ・ペルシア起源の言葉である。それぞれ、アーミクシャー、パラーンドゥ、シャーカないしはバージーという立派なサンスクリット語があるにもかかわらず、異教徒の言葉を借りている。イスラム料理に強く影響されたことを物語っている。
 対し、インド・イスラム諸王朝の都の置かれたデリーから距離をおいた東インドでは、古い食文化が残存しえたのであろう。特に、後述するネパールでは。これらの地域が、仏教タントリズム(密教)の栄えた土地柄であることも興味深い。
 インドの食生活を変えたのは、イスラムだけではない。バラモン正統派も、早いうちに肉や酒、さらにはカーラームラ(漬物)のごとき発酵食品をも「不浄な食品」と断ずることになった。それが今日にいたるまでヒンドゥーびとの食を左右しているのだ。シュクタ(酢)が、今日のインドのほとんどの家庭になく、今日のアーユルヴェーダでもまったく評価されていないことが、それを端的に物語っている。
 しかし、イスラムの侵略をはねかえし、いまもタントラの盛んな――いいかえればバラモン正統派の影響をあまり被ることのなかったカトマンドゥ盆地では、酒や漬物、肉料理など古代的な要素がしっかりと保存されている。現在のカトマンドゥの伝統料理から、トウガラシやトマトやジャガイモなど近世に加えられた食材を除けば、そのまま「チャラカ料理」になるのではないか、と思われたほどだ(プロローグ)より。

 

目次
プロローグ
基本テキスト【伊藤】 
チャラカの薬膳理論
チャラカの料理
サンスクリット原文と訳文について
二千年前のインド料理【伊藤】 
まずは マドゥパルカ
一、チャラカの酒酒大国インド
二、チャラカの歴史的背景
三、チャラカの料理
食物のカテゴリー化
チャラカ曼陀羅【伊藤】
カトマンドゥのチャラカ
アフガンのチャラカ
ヒマラヤのチャラカ
復元された料理たち【香取】 
ケララのマトンスープ――シリアンクリスチャンの伝統料理
ハズリバワンのピュアベジタリアン料理
ターメリックの故郷
チャラカの風が吹く
チャラカの食卓 レシピ【香取】 
研究会の経緯
レシピ
番外編アシスタントのつぶやき
素材の解説
エピローグ
参考文献
著者紹介

   

いんど・いんどシリーズ

ヴェールを脱いだインド武術
   

伊藤 武 著・作画
ISBN4-86103-075-8  C0014
A判/並製 定価 本体3000円+税
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インドの武術医たちは、アーユルヴェーダの外科医典『スシュルタ本集』にもとづく独自の身体観をはぐくんできた。そして、その焦点になったのが戦闘と医療 の両方に用いられるマルマである。これまで語られることのなかった“マルマ・ヴィディヤー”、すなわち「急所の科学」を、豊富なイラストや多羅葉写本(ヤ シの葉に書かれた文書)とともに紹介する。「兵士としてダヌルヴェーダの技術と戦術を学び、訓練すべきはバラモンかクシャトリヤのいずれかである。シュードラも正規の訓練と稽古によって戦争の技術に熟練し、おおよそは修得することができる。これらの道のすべてと、(弓術と連携した)カルマ・ヨーガを学び、おのれの精神、目、意志をもってこの行為の道を歩む者は、死神(ヤマ)をすら征服するであろう」(『ダヌルヴェーダ』)。




【目次】
口上 インド武術の『虎の巻』と呪いのこと

第一篇 カラリの武術
01.武術のはじまり
  ヴィーラバドラ
  マーラ
  ガネーシャ
  パラシュラーマ
02.ヴェーダの武術
  バラモンのケーララ伝来
  インド武術の根本経典
  金剛拳
03.むき出しの子宮
  カラリの語源
  カラリシステムの完成
  インド風水
  大地の〈気〉
04.野獣になる――体術
  レッツ・カラリ
  セルフ・アビヤンガと準備運動
  脚の稽古
  動物のポーズ
  ヨガ武術?
05.人になる――武器術
  大量破壊兵器はあったか?
  カラリ武器の種類
  木製武器術(コールターリ)
  金属武器術(アンカターリ)
  武器をスーパー武器に易かえる
  オッタパヤット――カラリの太極拳
06.勇者になる――拳法術
  拳は武器の延長
  自然の武器
第二篇 カラリの身体
07.断末魔の悲鳴
  「末魔マルマン」の定義
  マルマンの位置
  「断末魔」したら
  蘇生術(マルカイ)
  達磨は来たか?
08.末魔と経穴
  『スシュルタ』のゆくえ
  経穴(ツボ)との比較
  〈気〉またはプラーナ
  臍――脈管の根
  アムリタ・ニーラ――日周期
  寝ぼけたマルマンをたたき起こす方法
09.末魔と密教
  ダヌルヴェーダ瞑想の基本
  マルマンからチャクラへ
  真言の秘儀(マントラ・タントラム)
第三篇 カラリの医術
10.タントラの医学
  マルマ療法のこんにち
  鍼灸はある?
  マルマ療法の原点
  マルマ療法の根本原理
11.アビヤンガとシローダーラ
カラリの衰退とマルマ療法の伝播
  マルマ・アビヤンガ
  シローダーラ
12.ウリチル――究極のマッサージ
  季節に合わせた稽古とマッサージ
  ウリチル・フルコース
  ウトサーダナ
  ヨーガの宝の動き
あとがき
付録
  カラリパヤットの体系と術語
  カラリパヤット関連年表
参考文献


   

いんど・いんどシリーズ

『新 頭から元気』 アーユルヴェーダで安心美髪・ヘナと家庭療法
   

パティル・シーマ・長澤著
ISBN4-915497-74-7 C0077
四六並製 初版2000年7月5日 定価1800円+税
増補改訂版2001年9月下旬
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いままでごく一部の人にしか知られていなかったヘナですが、2000年6月に『あたまから元気!』を出版して以来、「私の使っているヘナは大丈夫でしょうか?という問い合わせが殺到しました。
そのため、前著では紹介できなかった事実を補足し、写真も増やし、さらにわかりやすく、読みやすくした増補改訂版を出版しました。幸いなことに、2001年よりヘナが化粧品類に含まれることになり、同時に化粧品の成分表示も義務づけられることになりました。
化粧品として旧厚生省の認可を受けたことにより、これまで主に雑貨としてしか販売されていなかったヘナですが、化粧品の原料としてクリームや、オイル等にも幅広く使われることになると予想されます。
しかしヘナはまだ、髪染めとしては認められていません。認可を受けるためには、膨大な量のデータをそろえなくてはならず、少なくとも1年以上の期間と、数千万円の費用がかかります。個人や小さな輸入会社では負担が大きすぎて、申請が非常に難しいのです。
現在、日本では白髪が黒やダークブラウンに染まるヘナが売られていますが、そのような色に染まるヘナはなく、日本に輸入された後、化学染料を混ぜられる場合もあれば、初めから混ぜられて日本に入ってくるヘナも少なくありません。それらは、ヘナとして、効果をクローズアップした表示がなされ、店頭に並べられるのです。ですから、これからヘナを選ぶときには、記載されている成分表示をよく確認してから購入してください。純粋なヘナは使えば使うほど良さがわかってもらえると思います。
これから普及していくヘナですが、そのときの問題点としては、ペーストを作るのが面倒ということがあります。歯磨きのように最初からペーストになっているとよいのですが、製造過程で体に害になるものが混ぜられる可能性があります。現段階では自分でペーストを作り、作り置きにしておくなど工夫して、手作りを楽しんでください。
ヘナを使う皆さんが、純粋なよいヘナを使い、そのすばらしいパワーを実感してくれることを心から望みます。
2001年6月 パティル・シーマ・長澤


【目次】
●これから普及していくヘナ
●最近出回っているヘナ
●ヘナってなーに
●安全ヘアカラーとトリートメントの実際
●アーユルヴェーダ・ヘアケア*アーユルヴェーダってなーに

   

いんど・いんどシリーズ

第1巻『バラタナティアムを踊る』−魅惑のインド舞踊−
   

マチコ・ラクシュミー著 
ISBN4-91549730-5 C00264 
初版/1997年7月
1800円+税
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インド古典舞踏家がイラスト満載で楽しく解説する、本邦初のインド舞踊入門書。
南インドで花開いたバラタナティアムは2000年の間寺院の中でデーヴァダーシ(神の召使い)と呼ばれる
巫女的ダンサーたちによって神々に奉納されてきた。そして幾多の困難を乗り越えて今世紀寺院の外に出た。
世界最古といわれるインドの古典舞踊バラタナティアムの魅力を理論と実践の両面から紹介した待望の書。
ライブ感覚溢れる文章があなたをバラタナティアムの故郷マドラスへと誘う。踊りの用語集、チェンナイ(マドラス)
劇場ガイド、お買い物マップ付。出かける前からあなたはもうチェンナイ通。
―インド舞踊はヨーガである、といわれるように。肉体と精神を極限まで磨き上げ、端正で、強烈な生命力にみち
動き、宇宙的な祈りの多彩な表現、華麗で神秘的な芸術筒にまで高めている―
  廣池秋子(作家、ヨーガ指導者)



   

いんど・いんどシリーズ

南インド菜食料理紀行『ごちそうはバナナの葉の上に』
   

渡辺 玲 著
ISBN4-915497-38-0 C0026
初版/1999年1月
1600円+税  品切れ・返本待ち
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カレーリーフの妖しい香り。
南インド菜食料理読本
南インドは菜食の国。ごはんの国。アジアの一番近い国。
カミールス食堂を一挙公開。
バナナの葉でごちそうさま。
シピはイラストつきでワイドに満載。
カレーリーフの香りとタマリンドの酸味が食欲をそそる南インド料理。おいしくて、ヘルシーで、決して脂っぽくなく、今や全インド的に大人気。
食いしん坊のためのおすすめレストラン、ミールス食堂を一挙公開。
レシピはイラストつきでワイドに満載。
今、南インドが面白い。ガイドブックを捨て、南国マドラスへ。
酸味のきいたカレーたちとココナッツ料理の数々。
レシピは下ごしらえから調理の手順、コツを連続イラストで満載。
着いたらすぐ役立つ南インド・ミニガイド。
迷わずにオーダーできる料理メニュー用語集付。


●プロローグ〜
深遠なるドラビダ・カレー・ワールドへの招待
南インド菜食料理紀行
ごちそうはバナナの葉の上に
《クッキング・レシピ〜本場の味の手ほどき》
素材やスパイス、道具について〜調理の前にひとこと
  実際の調理にはいる前に、まずは、南インド料理で多用される食材、用意しておきたい調理器具、ちょっとした調理のヒント・コツなどをご紹介

●おいしいマドラス
《クッキング・レシピ〜本場の味の手ほどき》
ミールその1 ムング・ダル
  挽き割り緑豆のスパイス煮込み。
  いわばインドのみそ汁というべき代表的カレー。

●米食う人々
《クッキング・レシピ〜本場の味の手ほどき》
ミールその2 ナスのサンバル
  ナスとダル豆のカレー。
  ごはんにぴったりな南インド・カレーの定番。

●ミールス・レディ
《クッキング・レシピ〜本場の味の手ほどき》
ミールその3 生トマトのクミン・ラッサム
  トマト、ガーリックと各種スパイスのスープ状カレー。
  滋養たっぷりのヘルシー・フード。

●ティファンで朝食を
《クッキング・レシピ〜本場の味の手ほどき》
ミールその4 ダル・ラッサム
  トマト、ガーリック、スパイスにダルをプラス。
  お茶漬けのようにサラサラ食べられる汁カレー。

●香りが醸しだす南インド
《クッキング・レシピ〜本場の味の手ほどき》
ミールその5 ポテトのポリヤル
  ジャガイモの汁なしカレー炒め。
  レストランのまかないメニューからのご紹介。

●謎のカレーリーフ
《クッキング・レシピ〜本場の味の手ほどき》
ミールその6 カボチャのポリヤル
  カボチャの香味炒め。シンプルで
  いろいろな野菜に応用できるすぐれもののメニュー。

●ココナッツの国へようこそ
《クッキング・レシピ〜本場の味の手ほどき》
ミールその7 キャベツのクートゥ
  キャベツとダル豆のかんたん煮込み。
  トロリとしたダルの食感とココナッツ風味がおいしい。

●メチャ辛アンドラ・フード
《クッキング・レシピ〜本場の味の手ほどき》
ミールその8 ミックス・ベジタブル・クルマ
  角切り野菜のマイルドソース煮込み。
  クリーム・グリーンの美しいカレー。
いずこもおなじ、親の悩み
《クッキング・レシピ〜本場の味の手ほどき》
ミールその9 トマトとキュウリのライタ
  さわやかなヨーグルト・サラダ。
  あらゆるスパイス料理のつけあわせにどうぞ。

●タミル・チャイニーズ
《クッキング・レシピ〜本場の味の手ほどき》
ティファンその1 ポンガル
  ごはんとダルのマッシュポテト風煮込み。
  カレーやチャトニといっしょに。
怪奇オレンジ・ジュース・ビリヤニ
《クッキング・レシピ〜本場の味の手ほどき》
ティファンその2 イディヤパン風ビーフン
  めずらしいインドの麺料理。
  クルマと食べるとおいしい。

●インドのお茶漬け
《クッキング・レシピ〜本場の味の手ほどき》
ティファンその3 プーリ・マサラ
  全粒粉の揚げパンとふかしたポテトのスパイス炒め。
  パンにも合うマサラはコロッケの中味などにも。
日本のチャツネ、インドのチャトニ
《クッキング・レシピ〜本場の味の手ほどき》
チャトニその1 ココナッツ・チャトニ
  ココナッツをすりつぶした白いたれ。
  ごはんにたっぷりまぶして食べてもおいしい。

●脂っぽくないインド料理
《クッキング・レシピ〜本場の味の手ほどき》
チャトニその2 グリーン・チャトニ
  コリアンダーやミントの葉をきかせた
  さわやかな風味。サモサのたれに最適。

●タマリンドの木
《クッキング・レシピ〜本場の味の手ほどき》
ライスその1 レモン・ライス
  きれいな黄色のまぜごはん。
  レモンのほのかな酸味とカリッと炒めたダルがおいしい。

●酸味が決め手のカレーたち
《クッキング・レシピ〜本場の味の手ほどき》
ライスその2 ギー・ライス
  かんたんにできるクミン味のまぜごはん。
  ギー風味で白いごはんにコリアンダー・リーフの緑色も美しい。

●北インドで食べる南インドの味
《クッキング・レシピ〜本場の味の手ほどき》
デザートその1 パヤサム
  南インドの定番デザート。お米のミルク煮込み。
  ライス・プディング風に冷やしてもおいしい。

●ガラム・マサラはいらない
《クッキング・レシピ〜本場の味の手ほどき》
デザートその2 スージ・ハルワ
  イタリア料理でおなじみのセモリナ粉をローストし、ギーや生クリームと練り合わせたお菓子。

●菜食三昧に飽きたら〜ゴア料理の誘惑
《クッキング・レシピ〜本場の味の手ほどき》
ドリンク 南インド・コーヒー
  砂糖とミルクたっぷりのエスプレッソ仕立て。
  インドのコーヒー。南インドはチャイよりコーヒー
が有名。

●食いしん坊のための南インド・ミニ・ガイド
・いつ行くのがいいか
・南インドへのアクセス
・滞在中の費用について
・どんな準備が必要か
・南インドの玄関マドラスの食を楽しむ
・南インドでなごむ法
  @むりのない旅程を
  Aスムーズな移動が肝心
  B旅の視線は低いほうがいい
  C街歩きの基本は歩くこと
  D右手で食べ左手で流す
  Eオートはメーター料金で
  Fヒンドゥの神様をおぼえよう
  G本屋さんに行ってみよう
  Hジーパンを脱いでもっとダラダラする
  I自分の場所をみつけよう

●南インド菜食料理メニュー用語集

●日本での情報収集
・おすすめ書籍
・おすすめ旅行代理店
・そのほかのおすすめ情報

エピローグ〜においのある街を訪ねて

あとがき

   

いんど・いんどシリーズ

インド娯楽映画超入門『マサラムービー物語』
   

野火杏子 著
ISBN4-915497-41-0 C0026
1600円+税
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新春かくし芸大会でインド舞踊を教えて頂き大変お世話になり先生の熱意に私は心をうたれ僕はもう・・・・・・ (ドロンズ)
★'99年新着フィルム・スター満載★


序文 マサラ・オタクへの道
●第1章 映画解説 since1997
  ラジュー出世する
  ムトゥ踊るマハラジャ
   コラム◆イマサラ・ムービー
  ボンベイ
●第2章 公開予定 in1999
  アンジャリ
  アルナーチャラム踊るスーパースター
  ディル セ 心から
  DDLJ 花嫁は僕の胸に
  カランとアルジュン
  ヤジャマン 踊るマハラジャ2
  ポルカーラム
  ジーンズ
  愛と憎しみのデカン高原
●第3章 スター in マサラムービー
  ダンサー NO.1
  ダンス名場面
  1999年 マサラ・スター上陸リスト
●第4章 出合い with マサラムービー
  告白
  出合い
  流行
  インドの情熱
   コラム◆プーランに思う
      ◆インドの熱血
●第5章 ダンス取材 in マドラス
  群舞の謎その1
  群舞の謎その2
  群舞の謎その3
  プラブデーヴァにインタビュー
   コラム◆踊るマドラス−群舞シーンの魔術師
●第6章 Kinds of マサラムービー
  一途な愛
  身分違いな愛
  怖い愛
  母もの
  兄弟愛
  友情もの
  反省映画
  日本が舞台になっているヒンディーフィルム
●第7章 マサラダンサー in Japan
  ヒンディーフィルム・ミュージカル OH!BOMBAY
  チョリ ケ 物語
  ファタスティック映画祭
  新春スターかくし芸大会'99 踊るカレー屋マハラジャ
   コラム◆ファタスティック映画祭、イベント担当
      ◆カジョルは、僕の胸の中に
      ◆チョリ ケ ピーチェ
あとがき

   

いんど・いんどシリーズ

ヤッギャのけむりにのせて『入門インド占星術』
   

鳥部紀久子 著
ISBN4-915497-46-1 C0026
初版/1999年10月
1800円+税
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
秘法ヤッギャを一挙公開。今の西洋占星術は一星座ズレている! では、インド占星術・ジョーティッシュではあなたの過去、現在、未来はどうなっているのだろう?
ジョーティッシュがわかれば、背後にあるインドの文化やヒンドゥーの神様までわかってしまうインド入門書基本的な用語の解説を中心に、ホロスコープ作成・解説付。
イラスト、写真、図版満載。


【目次】

●第0章 露地裏の予言者
●第1章 神様は星にお住まい
●第2章 秘められた未来/
●第3章 マジカルチャート
●第4章 宇宙のうねり
●第5章 神様はけむりとともに
●第6章 牛の恩返し

   

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